内窓の取り付けにおけるクレセント問題発生

インプラス(内窓)取り付けシリーズの続きです。

いよいよ、取り付け編か!と思っていましたが、一つ書き忘れていたことがありました(汗

インプラスの取り付けは家を建ててくれたアコルデにお願いすることに決めたのですが、施工にあたり事前調査と採寸をしてもらうことになりました。
事前調査は、もちろん全然問題ないのですが、図面を持っている会社といえども採寸するんだなぁと意外でした。
といっても、実際施工するのはサッシ屋さんですので、我が家を建てた時の業者さんとは限りませんし、図面だけを信じてはいけないということなんでしょうね。
何にせよ、しっかり採寸してもらえるのは安心です。

この事前調査を前にして、色々内窓取り付けの情報を調べていると、実は、我が家の窓はクレセントにとある問題?があることが判明しました。

まぁ、問題というには大げさなのですが、工事当日に判明して判断を迫られると悩む問題なので、先に気がついてよかったです。

さて、それはどんな問題なのでしょう。。。

1428720_s_内窓_二重窓
こんな昔ながらのクレセントならまず大丈夫だとは思いますが



まさか長さが問題になるとは

はい、クレセントの問題とは、ずばり長さなんです。

我が家の引き違い窓のクレセントは、こんな感じなんですが....
IMG_8619.jpeg
あらためて見てみると、かなりクレセントのハンドル部分が長いんですよね。
昔のクレセントは、こんな樹脂製のハンドルはなく、持つところが短いので、ちょっと指先に力が必要だったのですが、この長いハンドルのおかげで、とてもラクに操作できます。

しかし、改めてよく見ると思いっきりサッシから手前に飛び出てるんですよね。

インプラスなどの内窓を付ける場合、干渉を避けるにはこのクレセントの頂点より手前に付ける必要があります。
幸い我が家の窓枠は奥行きに余裕があり、窓枠手前ギリギリにつければクレセントを避けられそうです。
しかし、できれば窓枠は手前ギリギリにはしたくないんですよね。

この理由は後述しますが、干渉すると言ってもも、内窓を右に寄せているときは、この写真のようにクレセントを動かすことはできるようです。

内窓Howto~クレセントの干渉を確認する 1

本記事では、内窓を採寸する際に確認が必要なクレセント(外窓の鍵)の干渉についてご案内いたします。




吐き出しアタッチメントを引っ込めたい

インプラスの取り付けを迷っていた理由の一つに、掃き出し窓の下にレールが出っ張り段差になってしまうことが嫌だったのがありました。

そこで、少しでも段差を和らげるため掃き出しアタッチメントを付けてもらうことにしたんですが、この写真のように窓枠より前に出したくないんですよね。
掃き出しアタッチメント1_段差
掃き出しアタッチメントが窓枠の手前に揃うように付けてもらおうとすると、インプラスを窓枠の手前ギリギリに付けることはできません。

サッシ屋さんいわく、内窓は既存の窓との距離を開けたほうが挟む空気の容量が大きくなって断熱性も高くなるため、大抵手前ギリギリに付けるとのことだったのですが、私の場合は掃き出しアタッチメントを手前で揃えるほうが重要なんです(笑)


小さいクレセントがあった

そんなことに悩んでいたら、妻が「じゃぁ、このクレセント切っちゃったら」と言い出しました(笑)。うん、たしかに樹脂製だしかんたんに切れそうだけどね。でも、本気で言ってるのだろうか?(汗)
さすがに、切りっぱなしは尖って危険だし、角丸めたりパテで埋めたり塗装したくなって来たりとかえって面倒なことになりそうです。

そこで、調べてみると、あるんですねLIXIL純正の小さいクレセントが。
小さいクレセントW-01L-BZLV


これは極端に小さいですが、中間サイズのものもあるようです。
そんなに高くありませんので、最悪このクレセントに交換すれば良いかなと思います。
事前調査に来てくれたサッシ屋さんにも相談してみると、やはりインプラスを開けきっているときは長いクレセントでも操作が出来るので、一度それで試してみてやはりだめだったら交換しましょうということになりました。

困るとしたら、インプラスが中途半端に空いている状態でクレセント操作したい時ぐらいなのかなと思いますが、どの程度ストレスがあるものなのか、使ってみないとわかりません。

ただ、このクレセント、自分でも簡単に交換できそうだなと思ってたのですが、実は交換方法を知らずにいきなりビスを外すと結構深刻なことになるそうです。


クレセントの二本のビスは、いきなり両方抜いてはいけない

これ、危うくやってしまってもおかしくなかった話です(汗)。
最近のサッシの場合は、大丈夫なものが多いそうなのですが、背板というクレセントのビスを固定するための板がサッシの中入っているタイプの場合、いきなりビスを二本抜くと中空のサッシの下に背板が落っこちちゃうそうなんです。
こうなると、重いサッシを外して分解して背板を戻す大変な作業が必要になるらしいのです。

なので、一本のビスを外してクレセントをずらしたあとに、背板を固定するためにビスだけをもう一度ねじ込んでからもう一方のビスを外すという、知らなければ絶対やらない手順を踏む必要があることを初めて知りました。

下記の記事にもあるとおり、ビスがサッシにねじ切りで固定されている場合は、大丈夫らしいのですが、プロでも背板タイプかどうかわからないってありますので、油断できませんね。

クレセント錠を自分で交換。絶対に注意するべき、たった1つの事!

窓ガラスなどサッシには必ずクレセント錠が取り付けられています。
防犯上のカギなのですが年数が経過すると経年劣化でクレセント錠の動きが固くなったり動かなくなったりする事もあります。動きがおかしいな~と思い「自分でクレセント錠を交換してみよう!」と思われる方もいしゃっしゃると思います。



ということで、もし自分でクレセントを変えてみようと思っているかたがいらしたら、どうぞご注意くださいませ。

続きます。(今度こそ、インプラス施工書けるかな....苦笑)

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まっしんはやぶさ
Posted by まっしんはやぶさ
投稿 2020年11月09日
最終更新 2022年03月21日

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