[グリーン住宅ポイント大作戦]内窓を付けるために棚を付けたくなる

グリーン住宅ポイント大作戦の続きです。
前回は、窓を2つ増やしたポイントでテラス屋根の実質負担が2.6万円減るので悩むことを書きました。

前回も書きましたが、減ると言っても総額負担が、約47万円が約50.2万円に増えるんですよね。
見かたを変えて約3.2万円の追加で2箇所の内窓を増やせると考えたほうがよいかもしれません。

小窓とはいえ、内窓2箇所で8万円ほどかかるが、3.2万円で付けられる機会と考えると見送るのはもったいない気がします。

しかし、追加する2つの窓には、追加費用以外に内窓をつけることに躊躇する理由があるんです。

窓の棚_cactus-2556000_1280
窓際の棚って意外と大切Denise HustedによるPixabayからの画像



タカラスタンダード自慢のマグネット棚よ・・・なぜ

まず追加する窓の一つは浴室です。

真冬の一番風呂では、特に窓からの冷気をかなり感じるので、窓にスタイロフォームをはめ込んだりする対策に以前から興味がありました。

最近は、入る前に浴室暖房を少し動作させるようになり、寒さをしのげることがわかったので、妻からいらないんじゃないと言われているのですが、やはり窓の断熱性能をあげて暖房に頼らない断熱性能を得たいところです。

その問題の我が家の浴室の窓は、こちらです。
030_浴室の窓_IMG_7260-2_1000
我が家は、アルミサッシのDuoPGなので、そもそも断熱性能が低いのは当然ですが、せめて引違いではなく気密性の高い横滑りか縦すべり窓にしておけばよかったです。
住み替え前の借家では大きな横滑り窓が付いていて、あまり窓からの寒さは気にならなかったのですが、なぜ気が付かなかったんだろう。

で、躊躇しているのは、この奥行きのある窓枠カウンターです。
040_浴室の窓_IMG_7265_1000
浴室は特に壁の厚みがあるので、奥行きの深い窓枠カウンターか取れているのですが、ここにちょっとしたモノを置くのに重宝してるんですよね。
何を置いているのかは、笑われるのでとても言えませんが、内窓を付けて何も置けなくなるのは、本人にとっては意外に深刻な問題です(笑)。

そこで、すぐにひらめいたのが、タカラスタンダードのホーローの壁を活かしたマグネットの棚の活用です。

別にタカラスタンダードの純正にこだわる必要はないのですが、いくつか選択肢があります。

なぜ、わざわざこの二種類があるのか謎なのですが、アルミホーロータイプとアルミタイプという棚があります。
アルミタイプ
見た目もほとんど同じに見えるのですが、やはりホーローのほうがツルッとして汚れが取れやすいんですかね。ただ、どちらも5000円は高すぎます。さすがメーカー純正品。




一方で、こちらのフリーラックは、1700円ととてもリーズナブルです。
これなら、純正品でも買っても良いかなと思う価格なんですが・・・
フリーラック


だが、しかし!

これらの3つの製品すべて、

水のかかるところでは使用できません

「水のかかるところでは使用できません」

と書いてあるではないですか!

価格の安いフリーラックは仕方がないとしても、なぜアルミホーローやアルミタイプの製品まで、ダメとは・・・
さらに、フリーラックも見た目は樹脂製に見えるのですが、水がダメだとしたら樹脂ではないのでしょうか?

樹脂製であれば、風呂フタフックと同じようなものだと思うのですが、なぜこの棚はNGなんでしょう。。。

他社製であれば、このようなバスルーム用もあるのですが、棚部分はフラットで囲いがない方が良いので、やはりタカラの純正のほうがいいかな。。。
山崎実業 tower マグネットバスルームラック ラージ _AC_SL1500_

そこで、タカラスタンダードに電話で問い合わせて、フリーラックの素材を確かめてみると、やはり樹脂製でした。
なぜ、水がかかるところがダメなのかは聞けなかったのですが、値段も安いですし、自己責任で試してみればよいことにしようと思います。


トイレのカウンターには無印風のサイズ違いが欲しい

もう一つの追加内窓は、一階トイレです。

浴室ほど奥行きはありませんが、窓枠カウンター部分が意外に飾り棚的に使える貴重なスペースになっています。
050_一階トイレの窓_01_20_IMG_4359

ここも引違い窓じゃなくても良かったですね。
060_一階トイレの窓_IMG_4358
ちなみに、まずこの窓を開けることはないので、FIXでも良かった気もしますが、次もし家を建てる機会が仮にあったとしても、やっぱり開けられる窓を選ぶでしょうね。なんとなく。
さらに最近では、そもそもトイレに窓いらなくない?って意見があることも知ってますし、確かにとは思いますが、やっぱり窓はあってよかったと思っています。

ちょっと話がそれましたが、内窓を付けるとこの窓枠にモノが置けなくなるので、窓枠の下に棚を付けられないかなと考えました。

手洗いからの高さは、このくらいです。
070_一階トイレの手洗い上_IMG_0449
ものすごくいい加減な測り方ですが、ぎりぎりだと付けるのが難しくなりそうなので、あえて余裕を持って測っています。

横幅は約76cmあります。
080_一階トイレの横幅_IMG_0448

窓枠を超える寸法ですが、どうせなら壁いっぱいまでカウンターを付けたいところです。

イメージしていたのは、無印の「壁に付けられる家具」シリーズの棚だったのですが、残念ながらサイズが合いません。
無印_壁に付けられる家具_棚

88cmのタイプをのこぎりでカットして使えないかと思ったのですが、現物を店頭で確認してみると、ちょっとそれは難しいようです。

そこで他に選択肢を捜してみたのですが、結構色々商品があるものですね。


棚板の質感は良さそうだけどブラケットが気になる

家具調塗装の棚板が良さそうと思ったのが、ウォールシェルフNBという、こちらの商品です。
ウォールシェルフNB

現物を見ないとわかりませんが、緩やかなカーブのデザインと家具調の塗装の質感が高級感がありそうで気になります。
ウォールシェルフNB_棚板
でも、DIYなので仕方ないかもしれませんが、固定用のブラケットが上下で挟み込むタイプのようで、このように上にも頭を出す部分があるんですよね。
ウォールシェルフNB_止め方
出来れば、窓枠の下になるべくピッタリ付くようにカウンターを付けたかったので、ちょっとこのブラケットではない付け方が選べると良いのですが・・・

寸法も、600と900の間がないので、76cmに合わせるにはカットが必要です。
ウォールシェルフNB_長さ
ブラケットで挟み込むタイプなので、カットしても固定はできると思いますが、まっすぐ綺麗に切るの自信がない。。。

ということで、こちらはパスかな。




長さのサイズは豊富でデザインも素敵なんだけど・・・

続いては、Wall Rack という商品です。

これは、かなりおしゃれで、この明るい木目調の色はかなり我が家好みです。
Wall Rack L-750

サイズのバリエーションも豊富で、75cmタイプを選べば、トイレの横幅にほぼぴったり!
Wall Rack L-750_サイズバリエーション

150cmまでの長さがあるので、トイレに限らず他の場所にも使ってみたい気がするぐらいです。
Wall Rack L-1500

ですが!
よく見ると棚の奥行きも縦の高さも、想像よりも大きいものでした。
Wall Rack L-750_サイズ

縦幅は、前述の写真の通り10cmほどのスペースに付けようとしているので、ちょっと大きすぎますね。
奥行きも、10cm前後を想像していたので、ちょっと深すぎるようです。

見栄えがかなり理想に近い棚だったので、残念!




サイズもデザインも豊富で惜しい

続いて目をつけたのが、エルシェルフIIです。
エルシェルフII

こちらも、幅ほぼぴったりの75cmタイプが選べるだけでなく....
エルシェルフサイズ

デザインのバリエーションも豊富です。
エルシェルフシリーズ

プリント化粧板なので、質感が心配ですが、窓枠もプリント化粧板ですからね。

ただ、この製品も高さが15cmなので、ちょっとトイレの手洗いの上スペースに付けるには厳しそうです。




無印風味のジャストサイズ棚

さらに粘って探し当てたのが、ウォールラックです。

この商品、プリント合板ではなく、天然木の質感を活かしたデザインで、しかも76cmという本当にギリギリピッタリのサイズの設定があるんです。
ウォールラック 76cm 1

トイレに設置してもおしゃれって、こちらの気持ちを見透かしているんでしょうか(笑)
ウォールラック 76cm 2

雰囲気が無印の棚にもかなり似ていますね。
今回には関係ありませんが、コーナータイプの棚も気になります。

サイズも、縦10cmの奥行き12cmですから、まさに理想通り。
ウォールラック 76cm サイズ

他にも色んなシリーズがあって、揃えると確かにおしゃれかも。
ウォールラック バリエーション

しかも、この商品、この内容で3,850円と無印同等の価格で安いのも嬉しいポイントです。

まぁ、これで決まりかなと思っていたら、もう一つ気になる製品を見つけてしまいました。




後付でも造り付けのような棚ができるのも惹かれる

それは、南海プライウッドのリブニッチという製品です。
リブニッチ 1

南海プライウッドといえば、壁埋め込みのニッチが後付でも簡単に付けられるミニッチなどを出している建材メーカーで聞いたことがあったので、ちょっと本格的なイメージがあります。


イケアのLACKウォールに似た商品ですが、LACKウォールには希望するサイズがなかったんですよね。


このリブニッチは、幅72cmなるので、少し壁の幅は余りますが十分な長さがあります。
リブニッチサイズ

当然ですが、トイレに限らず色んな場所に使えるようですね。
リブニッチ 2

建材メーカー製で、質感は良さそうですし、オレフィンシート貼りなら水のかかるトイレの手洗い近くであれば、水も染み込みにくくて良いかも。

ただ、取り付け方法が石膏ボードにピンで止めるタイプの棚にくらべると、結構本格的です。
リブニッチ施工方法1
まず、受桟を壁に固定する必要があるのですが、下地にしっかりビスを打つ必要がありますね。しかも、その後接着剤で止めるようなので、失敗は許されません。

ただ、この方法で施工することで、造り付けのように金具が見えないように棚を付けられるのは、確かに魅力なんですよね。
リブニッチ施工方法2
ちなみに、大工さんの一般的な施工では、石膏ボードを切り欠いて固定するってのは知りませんでした。(ほんとなの?)

このように、下からでも受桟や金具が見えないのは、美しくていいですよねー。
リブニッチ_仕上がり

といっても、今回のトイレの取り付け位置から考えて、まず下から見ることは無いんですけどね。



さて、皆さんであれば、どの棚を選びます?(汗)

続きます。

にほんブログ村テーマ みんなのWeb内覧会へ

参加ランキング
関連記事
まっしんはやぶさ
Posted by まっしんはやぶさ
投稿 2021年06月21日
最終更新 2022年05月08日

0 Comments

There are no comments yet.

Leave a reply