太陽光やテラス屋根の後付工事派に朗報!9年目に判明した延長かし保険のヒミツ

刻一刻と、築十年という節目が近づいているまっしんはやぶさ家でございます。

一応覚悟はしておりましたが、パッと思い浮かぶだけでも・・・

  • シロアリ防除再施工(前回)
  • 地震保険延長(前回)
  • エコキュート寿命
  • 太陽光パワコン寿命
  • 各種家電寿命(冷蔵庫・エアコン・IHコンロ等)
  • 外壁塗装メンテナンス時期

などの出費が押し寄せる可能性があります(汗)
すべて10年目に必要とは限らないとはいえ、数年以内で結構な出費が必要になりそうです。

特に外壁塗装のタイミングを悩み続けているのですが、10年目となる現在でもまだ決断しきれていません。
クリア塗装をするなら8〜10年目ぐらいと言われているのですが、やっぱりまだちょっと早い気がするんですよね・・・

さて、ジタバタしても必ず訪れる、これらの現実には目をそむけつつ、もう一つの9年目のイベントに一足先に動き出したお話でございます。

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築十年のわが家のメンテナンスはどうなる?@bBearさんによる写真ACからの画像



5年延長タイプのかし保険を決断

以前、ブログにかし保険の延長は9年目がポイントと書きました。

新築住宅かし保険の延長は9年目がポイント!?

工務店で建てた家でも、新築から10年の瑕疵担保責任期間満了後に保険期間を延長出来るらしいという話です。まったく知らんかった・・・このニュースを見る限り、我が家が建てた頃にはまだなかった制度なのかもですね。アコルデの場合は、JIO(日本住宅保証検査機構)なのですが、2016年から取扱を開始していたようです。住宅の保証と言えば、大手のハウスメーカーでは当時は30年保証とかを見かけた記憶がありますが、現在では60年保...


いよいよ、その9年目が訪れたのですが、やはりメンテナンス工事不要で延長可能な5年①タイプに加入してみることにします。

アコルデの岡本社長いわく、ほとんどこのタイプの延長を利用される方は、いらっしゃらないとのことなので、良い人柱にもなるかなと(笑)

メンテナンス工事は不要といっても、検査料と保険料はかかります。
かし保険料金
わが家の場合、保険金額2000万円で、保険料と検査料の合計で52,800になるようです。
10年延長タイプと比較すると、割高に見えますが、必須メンテナンス工事が不要と考えると、コスパは良いのかなと思いました。

15年目に、さらに5年延長する場合は、5年②の加入が必要なのですが、こちらは利用するかどうかは?です。


とはいえ、メンテナンス不要かどうかは検査次第

5年タイプの延長の手続きは、次のような流れになるそうです。
保険契約の流れ
保険の申込後に点検と、JIOの現況検査が入るのですが、不適合の場合は補修と再検査が必要となる場合があるそうです。なんと・・・当然と言えば、当然ですが、メンテナンス費用が発生しないとは限らないですね。
他が、メンテナンスが必須なだけで、わが家の状況によって、不適合となる可能性もあるというわけです。

どんな指摘があるのか、恐ろしいですが、これは、ある意味、わが家の健康診断と捉えてみたいと思います。

5年①タイプの場合、このように築10年に達する前に検査に適合する必要があります。
5年1タイプ
不適合箇所の修正と再検査の時間を考えると、早めに動いておいたほうがいいですね。


太陽光とテラス屋根取り付けの影響は?

わが家は太陽光を後付したのですが、当時アコルデに確認したところ、新築時の建物の屋根の防水保証からは外れてしまうと聞いていました。
テラス屋根の取り付け時は、確認しなかったのですが、外壁の防水保証が外れている可能性も高いでしょう。

テラス屋根を付けるとハウスメーカーの保証も切れると聞きますからね。

となると、残ってる保証範囲がどれだけ残っているのか疑問に思いつつ、怖くてとても聞けなかったのですが、今回の延長対象はどうなるのでしょう?

おそらく太陽光の付いた屋根の防水保証と、テラス屋根部分は保証できないと言われるだろうと覚悟していたのですが、アコルデの岡本社長から思わぬ説明がありました。

  • 延長保証にあたって、太陽光設置、テラス設置の状況も検査対象として見てもらう。
  • 保証会社から指摘がなければ太陽光、テラスも保証が受けられる(5年間)
  • 再保証開始日からその5年以内に設置不良が原因だった場合、保証がでる。
  • 再保証開始日からその5年以内に劣化による雨漏りだった場合保証外。

なんと!

現在の保証には、太陽光設置、テラス設置は外れているそうなのですが、今回の延長保証の検査結果によっては、保証に加えてもらえるそうなのです。

一応太陽光は、施工会社の保証が15年だったので、まだ残っているのですが、雨漏りの場合に太陽光施工起因ではなく、建物施工起因だと言われた場合、保証がうけられないリスクがあります。

あらためて、同じ瑕疵保険建物と、太陽光とテラス屋根を合わせて保証してもらえるのは、かなりありがたく安心です。

太陽光やテラス屋根の後付リフォームは、建物保証の問題が結構大きなハードルだと思うので、このルールを知っているとかなり前向きに考えられそうに思います。

といっても、延長かし保険のパンフレットをくまなく読んでも、そのようなルールをなかなか読み解けないので、実際に契約が完了しないとまだ確信を持てないんですけどね。。。。

そういえば、わが家の屋根のルーフィングは、約10年が寿命と言われているアスファルトルーフィング940タイプなので、15年目も5年延長しておけば、ひとまず20年目まで耐久性の心配をカバーできるかも。

15年目で必須メンテナンス工事をどのくらい求められるかにもよりますけどねぇ。

この話はつづきます。

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まっしんはやぶさ
Posted by まっしんはやぶさ
投稿 2022年05月02日
最終更新 2022年05月08日

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