次世代省エネルギー仕様はトレードオフに要注意

年末ぎりぎの12月23日、クリスマスイブ前日に今度はアチチホームの構造見学会に行きました。
構造見学前に、アチチホームのショールームで、営業のSさんに少し話を聞くことができました。

木の家整備促進事業の補助金80万返金のこともあり、アチチホームでの長期優良のことを詳しく聞いていました。




長期優良を50万円安くできる方法?

アチチホームでは、標準仕様より100万円高い長期優良向けパッケージプランがあるのですが、長期優良にする方法はそれだけではないそうです。
ちょうどこの頃、標準仕様の価格でLow-Eガラス付くキャンペーンをやっていて、10万円プラスで壁の断熱材が発泡ウレタン50mmになっていました。ここに39万円の追加で、断熱材をさらに強化して長期優良仕様にできるそうです。
10万円+39万円ですから49万円で済むことになり、長期優良パッケージよりも50万ほど安くあがります。
この資金計画書でも、安い方で試算してあります。

断熱材の数値と体感温度は施工性と異なる場合がある

もっと節約する方法もあるらしく、断熱材を高性能グラスウールしたほうが数値的には発泡ウレタンより性能が上がりやすいそうです。ただ、数値上はグラスウールの方がいいのですが、発泡ウレタンの方が壁の隅々まで隙間なく密閉してしまうので、体感的な断熱性能が高く発泡ウレタンをお勧めしているとのこと。

こちらが厚けりゃ、あちらは薄くても良い?省エネ仕様のトレードオフとは?

さらに、Low-eガラスや壁の断熱材を高くする分、屋根の断熱材を薄くしたり「トレードオフ」という方法でコストを削減する方法があるということも聞きました。長期優良住宅の次世代省エネルギー仕様のクリアには、トータルで断熱性能をクリアすれば良いらしく、全ての仕様が必ずしも高性能ではなくてもいいということです。
これはコストダウンには嬉しい話で、いろいろ融通を利かせてくれそうで頼もしいと思っていました。

ただ、後で調べてみるとこんな記事もありましたので、少し心配です。

次世代なのに!?【トレードオフに要注意】

 住宅エコポイントを利用しようという目的から「次世代省エネルギー仕様」の住宅が増えています。快適で省エネな生活をするためにもそれはよいことです。
 しかし、最近の動きを見ていると、住宅会社はエコポイント導入に遅れまじと、「次世代省エネルギー仕様」に取り組んでいるのは良いのですが...




床暖房は外しても値引きにはならない

コストダウンについては、標準の床暖房を外してさらに値引きをしてほしいというお客さんもいるらしいのですが、元々かなり安い金額で仕入れているので、ほとんど値引きができないそうです。
実は思いっきり画策していたので、これは残念な情報でした。

ビッちり詰まった発泡ウレタンは確かに暖かそう

こんな話をした後、いよいよ構造見学会の現地に伺いました。
現場は、ちょうど発泡ウレタンの吹き付けが終わったばかりです。
標準仕様での発泡ウレタンは50mmですが、この現場は長期優良仕様の80mmです。

本当に壁一面に隙間なくびっちりと、もこもこの発泡スチロール状になった断熱材が敷き詰められていて、これは確かに断熱性能が高そうです。特に、コンセント周り等配線がたくさんあって、繊維系の断熱材だと施工の難しそうなところが綺麗に埋まっているので、すきま風がなさそうだなと思っていました。
ちょっと触ってみると、カチカチでもなく少し弾力があるようです。

発泡ウレタンは、現場で吹き付けるためどうしてもでこぼこが出るらしく、壁の厚み以上になったところは削ぎ取られていました。80mmという厚みは、でこぼこの最低の熱さの部分のことだそうで、約束した厚み以上を吹き付けるということだそうです。50mmの場合でも、50mmぴったりに吹き付けるわけにはいかないので、実際の平均では80mm近くになるということでした。

アクア吹付け

先日、アルデンテで見たセルロースファイバーの場合は3.5寸の壁の厚み分入っているので105mmになります。グラスウールを使っているハウスメーカーでも100mmの厚みと聞いていたので、発泡ウレタンの場合はどちらにしても少し薄いんだなぁと思っていました。

アチチホームは、オール四寸なので、120mmの柱いっぱいに吹き付けると随分断熱性能がよくなりそうですが、予算のない我が家にはそんなことは言い出せません。



ローコストなのに本当に電動シャッターが付いていた

このとき、アチチホームの標準仕様である電動シャッターが付いてあったのですが、室内側に操作用のスイッチが付いていて、窓を開けずに操作できるのは便利そうだなぁと思っていました。
この家では、標準の3窓分を全て一階に掃き出し窓で付けていて、特に付ける場所や腰窓・掃き出し窓の制限はないようです。

電すけ

エアコンの先行配管をしておくのが、注文住宅っぽい?

あとは、広めのリビングにエアコンの先行配管が二カ所あったのが印象的でした。
細長いリビングなので大きなエアコン一台ではなく、二台のエアコンを設置することにしたようです。

エアコンスリーブは先付けする

木造住宅ではエアコンスリーブが無い家をよく見かけます。 スリーブとは壁にあらかじめ開けた貫通穴の事です。 鉄筋コンクリートの建物だと壁に後から穴を開けるのが 困難ですが、木造だと簡単に穴が後から開けられる 為に、施工者がしていないのです。 入居後に電気屋さんや家電量販店でエアコンを買って取り付け してもらえますが、工具で壁に穴をガリガリと開けています。 室内のエアコンと屋外機をつ…


分厚い16mmサイディングをしっかり通気&金具で施工

他には、サイディングの通気金具工法をしっかりやっていることの説明がありました。
ローコストの工務店では、比較的14mmのサイディングが標準仕様のことが多いのですが、アチチホームでは16,15,14mmからサイディングを選ぶことができます。

サイディングの厚みによる性能の違い - 堺俊之 [マイベストプロ東京]

サイディングにはいくつかの厚みがあります。2008年3月以前は、12mmが一般的に最も多く普及していました。しかし、その後の国の住宅長寿命化という方針により、JIS規格が変わりました。現在は14mmが多く採用されていますが、それ以上の15m...



16,15mmの場合は金具工法になり、通常14mmのサイディングよりも数十万高くなるそうです。
サイディングのデザインも彫りが深く、見た目にも高級感があります。
アチチホームは、元々親会社がサイディング屋?だそうで、安く提供できるのだとか。
できれば、16mm金具施工のサイディングがよかったので、かなりポイントが高いです。

あらためてアチチホームの仕様の充実っぷりを実感して、現場で解散となりました。

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まっしんはやぶさ
Posted by まっしんはやぶさ
投稿 2012年12月05日
最終更新 2019年12月28日

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